死亡診断書
ひろのぶです(^ ^)
よければインスタグラムとライン@を登録しておいてください‼︎
(ロゴをクリックすると登録画面に飛びます)
フォレスト出版 (2018-09-22)
売り上げランキング: 1,781
昨日投稿した高齢者の事故の話
データを引っ張って来て記事を書いたのですが、反応が別れて面白い笑
数字が出た瞬間に無理という人
そもそもタイトルだけで批判する人
そして
めちゃ喜んでくれる人
なので、以前にあまり反応がよくなかった記事を再投稿することにしました。
これって重要だと思うんですけどね
死亡診断書のコトです
ものすごく大切なコトなんでもう一度投稿を・・。
全ての皆さんに関係してきます。
出来れば見たく無いですが、高い確率で見るコトになるはずです。
これを”医師”が書き、法務局に提出すると戸籍が抹消されると言う流れですね。
よくCMとかで「日本人の二人に一人は癌で亡くなっている」みたいな統計は、このデータを基にしています。
そう考えると、色んな議論の中心のデータを作るこの資料は
ものすごく重要なわけですね
そしてこの資料を書けるのは、医師です。
この物凄く重要なこの資料について、疑問がありましたので色んなところに問い合わせてみました。
コメント4件
普段からがんと向き合っている医師の知見には到底及びません
あくまで 非がん治療医の戯言です
肺炎 と一言でいっても様々あります
大きく
・感染性(細菌、ウイルス、真菌 他
・非感染性(間質性肺炎、器質化肺炎 他
と分けるとすると 抗ガン剤の副作用で 直接 感染性になることはありえません。
がんをもっている方はそれだけで 易感染性宿主 といって 普通の人よりも感染に弱いです。また、抗ガン剤の副作用にはほぼ必発の 骨髄抑制 があります。これにより感染のリスクはとても高くなるので 無菌室などが必要になります
闘病生活により体力の衰え もあるでしょう、すると嚥下機能の低下を引き起こし、誤嚥から誤嚥性肺炎(通常 肺は無菌です、食べ物や唾液が肺に入ることでそこについた細菌が繁殖し肺炎を引き起こします)になる可能性も高いと言えます
これらは もとは がん を基礎疾患とし そこから派生した病気 ということなので原因は がん ということになります
昔 イレッサ(ゲフィチニブ)という抗ガン剤が話題になったことがあります。私も医師になる前でしたが知っているので一般的によく知られた話と思います
この薬は 肺がんの 夢の薬 と期待されましたが 間質性肺炎 という副作用で亡くなる方が相次いだことから 注意喚起がされ 事前に副作用を引き起こしやすい人 をスクリーニングする努力がなされるようになっています
様々ある抗ガン剤の添付文書を読み込んでいるわけではないのでわかりませんが
慢性肺炎 という書き方だと 非感染性肺炎をさしているのではないかと思います
長々 駄文で失礼いたしました
未病 や 病気を予防する ということにとても興味があります
医師は 病気になってしまったところからどうするか という場合が多いですからね
医療に対して色々な意見がありますが 少なくともわたしの出会った医師は 病気を治そうという人しかいません、がん治療医で 死なせようと治療薬を使う人はいません むしろ疑問を抱きながらでも「生かすための治療」を行わないといけないことも あります
医療の中で疑問を持った場合にはその場で担当医と十分にお話してもらいたいです
医師としても本人 家族が十分に受け入れた状態でないと医療はできないと感じています
こんにちは。
いつも思っていました。
芸能人が癌を発表するたび。
元気だったのに発表して1、2年で亡くなる。
あのまま知らないでいたらちょっと具合悪いなくらいで数年は長生きしてるんじゃないか?と。
嫁さんにそれを言ったら
生きてる人もいるからそんな事は無いと。
抗がん剤は悪くない。
それはたまたま部位が良かったか、早期、だったからじゃないかな?と言いましたが。
いつも興味深くよませていただいています
ちょっとだけ。
循環器内科を生業としているものです
ア 心不全
イ 肺がん
にはなることはまずないと思いますのでその点ご留意いただければと思いコメントさせていただきました
あと
抗ガン剤後に肺炎になる方は山ほどいます
骨髄抑制から 日和見肺炎になる方、筋力低下から誤嚥性肺炎になる方
間質性肺炎などは 抗ガン剤の副作用 といえるかもしれませんが それ以上に 感染性肺炎で亡くなる方が多いと思うので す
お知り合いの医師の方もおっしゃられたことかと思いますが それ故 抗ガン剤 が死因 とは書きにくいのではないでしょうか