2017-06-05
雰囲気に騙される舌
昔、お米にはうるさいというおじさんがいまして。
何かと僕のお店のお米に
「味が変わった」だの「古いお米を混ぜている」だの
文句を言ってくる人がいたんですね。
今考えれば暇だったんだろうなぁと思います(笑)
話がしたかったんでしょね。
ある日、あまりにもうるさかったので
「お詫びに◯◯産の最高級コシヒカリです」と言って、いつもそのおじさんが買ってるお米をあげたんですよ。
次の日に
「あんなうまい米は食べたコトが無い」
ってお礼の電話いただいて・・・なんとも切り出しにくい雰囲気に。
「それいつも食べてる米ですよ」って伝えるとそれ以来クレームが無くなりました。
このおじさんの気持ち、わから無くはありません。
海のすぐそばで食べる魚が一番美味しいと思ってませんか?
魚は種類によりますが、しばらく寝かせてからの方が美味しかったりしますが、港で食べると物凄く美味しく感じます。
人間はそれだけ雰囲気に弱いんですね。
今日はそのコトについて少し書きたいと思います。
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