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2018-12-07

アンパンマンをみて思うコト





 

このシュールなアンパンマン。

 

 

普段僕たちが見ているアニメのアンパンマンと何が違うのか?と言いますと。

 

敵がいないんですね。

 

アンパンマンは砂漠で遭難している旅人に顔を与えて(顔はあげるけども砂漠には置いていく)

 

 

さらに、森で迷っている子供に残りを顔を

 

 

顔が全て無くなるわけですね。

アンパンマンはコウモリのように超音波で障害物を認識していたコトが発覚しました。

確かに絵がシュールすぎて、ハルノブくんが笑う理由も良くわかります。

 

困っている人がいて、その困っている人を自己犠牲の精神で助けるアンパンマン。

そしてそのアンパンマンのサポートをするパン屋のおじさん。

良いコンビです^ ^

なんども言いますが、敵は存在していません。

 

ではこの絵本がそのままアニメ化されたら・・・見ますかね?今の子供。

 

多分見ないですよね。僕も見ないと思います。

 

刺激がないんですね。

前回も書きましたが、バイキンマンが悪い事をしてアンパン・食パン・カレーの三銃士がぶっ飛ばして終わる。

正義と悪がはっきりすぎるほど分かれていてわかりやすいんです。

この感覚がすごく危ないのですが、小さい頃から脳に刷り込まれていて抜けないんですね。

刺激中毒。。。海外で暴力的な描写を規制する国が多いことに納得が行きます。

正義と悪って立場で変わるんですね。

この違いを埋める作業を対話の中で見出さ無いと、最終的にどちらかが滅ぶまで争いをすることになります。

その結果、一番被害を受けるのは僕たち庶民ですから。

 

「争いは仕方がないこと」という方がたくさんいます。

ならばその最初の犠牲者に自分の子供や大切な人がなっても

仕方がない

ですみますかね?

すまないでしょ?

 

北朝鮮にもシリアにもアメリカにも同じように暮らす家庭があって、そこに住んでいるのは僕たちと同じようなことを喜び、同じようなことに悲しむ”人間”なんですね。

今の社会から聴こえてくる会話のやり取りに、この感覚が欠落してる気がして仕方ないんです。

銃口を向けようとしているその先にあるものは、国みたいな抽象的な概念でなく”人”なんですね。

 

この絵本の終わりにやなせさんは次のような文章を残していました。




 

やなせさんの一言



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コメント2件

  • 村田尚子 より:

    いつも大事なことを記事にしてくださり、ありがとうございます。
    これまでに数回、コメントを付けたくなる記事があったのですが、話を手短にまとめるのが苦手で控えたままとなり、今回初めてコメントを付けさせていただきます。

    アンパンマン。
    私が小学5・6年の時の担任がやなせさんとアンパンマンの大ファンで、クラスの新聞は「アンパンマン新聞」と名付けられたり、学級文庫には当時アンパンマンが連載されていた「いちご絵本」が置いてあったりしました。(いちご絵本はサンリオ発行の子供向け雑誌で、お話しや詩が多く載っています。表紙もやなせさんが描いています)
    かれこれ35年ちょっと前になる卒業の時、その雑誌をクラスの希望者に下さり、私も一冊、今でも持っています。
    私が持っている回(1980年11月号)でのアンパンマンは「バイキンマンが子どもたちに悪いこと(フケツマンをばらまく)をしようとしている。阻止しなくっちゃ!」という流れで、北風君に冷たい風を吹いてもらって、バイキンマンとフケツマンは凍えて諦める・・・といった内容で、もちろんこれも、やなせさんが書いた漫画です。
    彼の作品に全く「敵」がいないというわけではなかったと言えるかもしれません。
    同時に、敵(バイキンマン)にも親しみを感じる所があり、人間味(?)がある、憎み切れないキャラクターに私には映ります。

    私と同じ年代の人でも、この絵本の存在やアンパンマンの存在はあまり知らないことが多く、今になって、いい絵本に触れさせてもらっていたことに感謝しています。
    個人的意見ですが、あの北の彼がもしおかしくない(そこら辺にいるような)人ならば、案外、一緒に飲みに行ったりしたら面白い人なんじゃないか?と思ったりもします。

    今回のついでに、これまでにコメントをしたかったことを簡単に触れると: 
    私はT芝メディカルに20年以上勤め、5年ほど前に退職しました。以降、健康について知ることが増え、「人助けにつながる仕事をしていると思っていたけれど」と、そうではない面に目が向くようになった(けれど、社員にはその自覚はない:気付いていない:私もまったく気づいていなかった)・・・という件でした。

    藤原さんのお考えに共感することは多く、これからも忌憚なく発信していただきたいと願っております。
    上記の件のほか、思うことはいろいろとありますが、私自身、日々の生活や活動で「考える力をもっと養おう」とお伝えしていこうと思います。

  • hr より:

    関係有るのか?ないのか?ですが
    アンパンマンではバイキンマン派、トムとジェリーではトム派です
    バイキンマン、ドキンちゃんのために頑張ってるのに報われない(笑)のが
    応援したくなっちゃいます!

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